市政報告vol.11 中原区初、防犯カメラが市立小学校に。子ども達の安全の為、更なる拡充を! 川崎市議会議員 末永 直
昨年の統一地方選挙から早いもので一年になろうとしています。先輩や同僚議員に多くを学ばせていただきながら、5回の市議会定例会を経てきました。総務委員会の委員として、中学校完全給食にむけた各給食センター契約締結の承認決定や、川崎市立中1生徒殺害事件をふまえた再発防止に関する取り組みの議論等、多岐に渡って行いました。実に得難い経験でした。
さて、予算議会と言われている先の平成28年第1回定例会で義務教育施設整備費について質問しました。具体的には川崎市立学校における防犯カメラ設置に関してです。以前、中原区内にお住まいの方に「子ども達の安全を守るために学校に(カメラを)設置してほしい」とのご意見をいただきました。そして昨年9月の決算審査特別委員会、総務分科会で要望した経緯があり今回も質問させていただきました。ちなみに京都市や名古屋市では全市立小・中学校で防犯カメラが設置済みとのことです。その点本市は遅れています。私は「昨年9月から今日までで、本市小・中学校において防犯カメラは何台設置済みか」と質問しました。
教育長は「平成27年9月以降に設置した学校は井田小学校、塚越中学校、麻生中学校の3校11台。これまでに設置している学校は、平成28年2月末日現在において、計33校115台」と。その意義についても「外部からの侵入者の確認だけでなく、犯罪の抑止力の一つになり、近隣住民の方の安心にも繋がるものと認識している。児童生徒の安全を第一に考え、個人情報の保護に留意しつつ、防犯カメラの設置推進に向けて、引き続き取り組んでまいりたい」と答弁されました。
中原区では初めて3月に井田小学校に設置されました=写真。更に設置校を増やしていけるよう行政に働きかけてまいります。また、兵庫県伊丹市ではビーコン(小型電波受信器)付き防犯カメラを設置し、同発信器を持つお子さん等の情報を保護者のスマートフォンに通知できるようにしています。本市でも導入を検討してほしいところです。
本年度は健康福祉委員会に所属します。一層の市政推進を目指し、頑張る所存です。
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4月19日
4月12日