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市薬剤師会が考えるもっと便利で身近な医療の未来とは 「患者を地域で見守るための仕組みを作りたい」 患者を中心とした医療の情報連携を
「以前、どんな病気にかかったのか忘れてしまった」「病院が変わったけど、どう症状を伝えていいかわからない」「どんな薬を飲んでいたのかわからない」など、患者から医師や薬剤師に情報を伝えるのは案外難しいもの。
harmoはそんな患者の代わりに「こんな病気にかかっていた」「以前はこんな薬を飲んでいた」といった様々な情報を正確に伝え、患者をサポートしてくれる。カードだから財布に入れておけば「おくすり手帳を忘れてしまった」という心配もない。
情報共有といっても方法は簡単。各医療機関でharmoカードをタッチするだけ。そうすることで自分の薬の履歴やアレルギー歴などの情報が医師や薬剤師に提供され、それに基づいた安心の医療サービスが受けられる。例えば休日夜間や救急を受けた後といった、普段とは違う薬局や病院で医療サービスを受ける時、患者の記憶が曖昧でも正確に情報が伝わるようになる。
harmoの安心はセキュリティの高さにもある。カードには名前や生年月日、インターネット上にあるデータセンターには薬の履歴だけと情報を別々に保存している。万が一データセンターに不正アクセスがあっても個人を特定するデータの流出は防ぐことができる。この取組は川崎市薬剤師会が進めているもの。病院と薬局などの医療機関が連携して情報を共有し、患者に適切な医療サービスを提供する仕組みの1つだ。『もっと便利で身近な安心の医療』の実現に向けて、すでに動き始めている。
「患者やそのご家族の皆さんの負担を軽くするためのharmoです。ぜひ活用を」と市薬剤師会は呼びかけている。
川崎市薬剤師会
神奈川県川崎市川崎区富士見1-1-1-5F
TEL:044-211-2325
http://www.kawayaku.or.jp/
http://www.harmo.biz/customer/?cid=nws_townnews_wbtxt_20160520_xx_01
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4月26日
4月19日