武蔵新城駅周辺の「新城商店街振興組合」と「日光通商店街振興組合」の2つの商店街で人事があり、新たな理事長が就任した。
新城あいもーる・マイロードゆうゆうの店舗を束ねる新城商店街では菅家豊さん(69)が、日光通商店街(通称・新城サンモール)では出塚祐司さん(34)がそれぞれ理事長を務める。2人に、今後目指す街づくりなどについて聞いた。
「安心安全な商店街を」
マイロードゆうゆうで和菓子店『すがや』を営む菅家さん。前理事長の石川喜久雄さんが急逝したことを受け、第5代目の理事長を引き受けた。「我々の商店街を取り巻く環境は厳しい。武蔵小杉には大型商業施設が続々とオープンしたのに加え、後継者不足や商店街会員の減少などが課題だ」と苦慮する。
しかし、中原区商店街連合会と中原区役所が連携し実施している地域のまちづくり推進事業や商業情報研修事業などは好評で、成果が見込めていると評価。菅家さんは「地域住民の皆様との交流促進や商店街の魅力を発信しながら、安心・安全だと感じてもらえるような商店街をめざしていきたい。一層のご理解とご協力を頂ければ」と話す。
「繋がり大切にしたい」
新城で生まれ育ち、10年前から働いている「CAFE Hat」で、3年前からオーナーとして切り盛りしている出塚さん。34歳という若さで知恵と行動力を発揮し、日光通商店街の理事として各団体との協議担当などを受け持ってきた。
このほど理事長を選任する際には自ら名乗りをあげ、異論なく了承を得た。出塚さんは「人の温もり溢れる新城の街が好き。人との繋がりをより大切にしていきたい」と微笑む。また商店街運営については「区内・市内には魅力的なイベントを行っている商店街が多いだけに、共有・協力を図っていくことが必要だと思う。商店街間でも横の連携を強化していきたい」と抱負を語る。また、街バルなど新たな企画も取り入れていきたい考えを示し、「商店街へのご要望もお寄せ下さい」と呼びかけている。
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