前節福岡戦でＰＫを決める大久保選手
川崎フロンターレは明日25日、Ｊ１リーグファーストステージ優勝をかけ、大宮アルディージャと等々力陸上競技場で対戦する。現在２位の川崎Ｆは、首位鹿島アントラーズの結果により優勝が左右されるが、目の前の勝利を目指す。午後７時キックオフ。
最終節（第17節）までもつれたファーストステージ優勝争いは、首位鹿島と２位川崎Ｆの２チームにしぼられた。首位鹿島（勝点36）はホームでアビスパ福岡と対戦、勝てば鹿島の優勝が決まる。
勝点１差で追う川崎Ｆが優勝するには、引き分け以上が必要になる。鹿島が福岡に負けか引き分けた場合は、川崎Ｆが大宮戦に勝利すると逆転優勝が決まる。川崎Ｆが引き分けの場合は、鹿島が負けた上で総得点を上回らない限り、川崎Ｆが優勝を手にする。一方で鹿島が福岡に勝利すると、川崎Ｆの２位が確定する。
川崎ＦはこれまでＪ１やナビスコカップなど、わずかのところで優勝を逃してきた。優勝すれば、”シルバーコレクター”の汚名返上とともに、目標に掲げた年間チャンピオンに一歩近づく。
ファーストステージでは初戦の広島戦に勝利し、第３節で首位に立つと、その後は主将の中村憲剛選手、チーム得点王の大久保嘉人選手、ＧＫチョン・ソンリョン選手、Ｕ―23日本代表選手らの活躍で２位以上をキープ。
第11節の柏レイソル戦に勝利し首位に立つと、前節福岡戦まで首位を維持、残り２試合を勝てば自力で優勝できる状況だった。前節の福岡戦で引き分けに終わり、首位を鹿島に奪われた。
川崎Ｆのチームスタッフは「シンプルに勝利を目指すだけ。多くのサポーターの前で練習通りの試合をやっていく」と自然体を強調。最終節に望みを託す。
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