リオデジャネイロ五輪の110mハードルの日本代表に決まった矢澤航選手が7月5日、母校の法政二高を訪れ陸上部の後輩から祝福を受けた。
矢澤選手は陸上部が企画した壮行会に出席。山下和真主将らから激励の言葉を受けた。花束を手に矢澤選手は、ロンドン五輪の選考会でフライングにより失格になったことや、これまでケガに悩まされてきたことを打ち明け、「嬉しいことは片手で数えられる程で、苦しいことの方が多い4年間だった。自分も頑張ったけど、『4年間練習すれば絶対にいける』と信じて、周りも頑張ってくれた。五輪では、日本記録の更新とセミファイナル出場をめざしたい」と話した。
矢澤選手は2010年に同校を卒業。法政大に進み、現在は株式会社デサントに所属する。矢澤選手を高校時代に指導した野村忠信顧問は、「負けず嫌いで、練習から勝ちにこだわる子だった。諦めずに夢に向かって努力をしてきた結果だと思う。生徒には見習ってほしい」と話した。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|