中原消防署(谷芳之署長)は7月31日、東急武蔵小杉駅で大規模救急事故発生を想定した多機関連携の合同訓練を実施した。
同訓練は多数負傷者発生時の対応力強化を目的に企画。中原消防署をはじめ、東京急行電鉄(株)、中原警察署、区役所、日本医科大学武蔵小杉病院と市立川崎病院による災害時医療チーム「川崎DMAT」の総勢約90人が参加した。
今回の訓練では東急電鉄の全面協力で電車運行中のホームや改札等を使用。鉄道車両が軌道上に障害物を発見し、急ブレーキによって乗客が多数負傷したことを想定し、現場指揮や部隊活動、各機関との情報提供、川崎DMATによる応急処置など、実災害に近い状況で協力体制の確認が行われた。谷消防署長は「大規模救急事案が発生した時の対応について、より一層の救護体制および連携強化が図れた。今後もこのような訓練を継続していく」と話していた。
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