バスケットボールの新たな国内男子プロリーグ「Bリーグ」が昨日開幕。川崎市を拠点にし、1部へ参入した「川崎ブレイブサンダース」はあす24日、初戦を迎える。1部に所属する全国18チームは新リーグ初代王者の座を懸けて、5月まで60試合を戦う。
Bリーグは企業チームを主体としたナショナルリーグ(NBL)と、2005年に発足したプロリーグのbjリーグを統一して始動。1部と2部に分かれ、それぞれ東、西、中地区に6チームずつ、全国計36チームで構成されている。
県内では元NBLの川崎ブレイブサンダース(旧・東芝ブレイブサンダース神奈川)と、元bjリーグの横浜ビー・コルセアーズの2チームが1部の中地区に所属。両チームは9月30日と10月1日に川崎の本拠地、とどろきアリーナ(中原区)で初対決する。
集客力に重点
新リーグでは1部参入の基準として【1】ホームアリーナ(本拠地)の入場可能数5000人【2】年間試合数の8割のホームゲームを行えるアリーナの確保【3】年間売上2・5億円――の3つを提示している。
リーグ関係者によると、Bリーグの最重要事業は試合観戦のチケットだという。米プロバスケ(NBA)ではチケット収入がスポンサー収入の2倍を占めるのに対し、日本では両者が逆転しているとの見方も。集客力の向上がチーム運営のカギを握ると言えそうだ。
川崎ブレイブサンダースは今季、ホーム戦全30試合中、とどろきアリーナで24試合を行う予定。同チームの運営会社、TBLSサービス(株)(川崎区)の荒木雅己社長は「ホームのとどろきアリーナの隣は、(サッカーJ1)川崎フロンターレの本拠地。互いに連携しながら、川崎市民との距離を縮めていきたい」と力を込める。
川崎の開幕戦は24、25日、三遠ネオフェニックスと敵地の愛知県で対戦する。Bリーグの詳細情報は公式ウェブサイト(【URL】 http://www.bleague.jp)。
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