元住吉エリア恒例の秋祭り、ブレーメン通り商店街の「フライマルクト」とオズ通り商店街の「オズフェスタ」が、10月2日(日)に同時開催される。
この合同イベントは、両商店街の境目となっている東急東横線が高架化された2006年からスタート。例年多くの人出で賑わいを見せており、今年も両商店街とも、それぞれ充実したイベントなどが企画されているようだ=今号外面にて紹介。
6種のビール祭り、「おつまみ」も充実
独・ブレーメン市のロイドパサージュ商店街と交流を重ね、年々ドイツ色が増すブレーメン通り商店街。
その一つとして、ドイツの純粋令に基づき造られた3種類のオリジナル「モトスミ・ブレーメンビアー」は好評だが、10月2日限定でさらに3種のビールが販売される。その一つが「品川懸麦酒」。1871年、品川懸(現在の品川区)に日本で初めて設立されたビール工場で造られたものを再生させたビールで、赤みを帯びた色、日本酒とビールの中間のような甘い香りとまろやかなモルトの風味が特徴だ。
他にも、2011年の新作ビールで翌12年の国際ビール大賞で銅賞を受賞した「ブラウンヴァイツェン」、定番のサントリー・プレミアムモルツも登場し、ビール好きにはたまらないコーナーは今年の注目。
そんなビールにぴったりの”おつまみ”も充実させた商店街名物の「ブレドッグ(500円)」は、神奈川県名産の高座豚で作られた約25cmのソーセージをパンに挟んだ使った人気商品。さらに、今春商店街で試食会を行ったドイツ料理「カリーブルスト」(300円)も登場する。本場ではソーセージにカレーとケチャップで味付けされるが、商店街オリジナルメニューになる予定だ。
その他、ストリートライブ、ちびっこ遊園地、地元の各団体らによる様々な催しなど目白押し。
4大パレード、熊本&東北の物産展も
オズ通り商店街では、恒例のサンバ・エイサー隊・神輿・牛深ハイヤー踊りの4つのパレードで会場を華やかに盛り上げる。商店街の癒し系ご当地キャラ・おずっちょ=写真=の広場では、スーパーボールすくい、だるま落とし、輪投げ、動物の乗り物などが無料で楽しめる。慶應大学生による企画や、商店街の再生をめざす香川県・丸亀市の名産と讃岐うどん、たこ焼き、地元の婦人部による芋煮など、子どもから大人まで楽しめる食や娯楽が満載だ。
また、今年のテーマ「川崎×地方で活力を」に伴い、被災地の熊本県や東北の復興支援を目的とした物産展も設置。「健康相談コーナー」では、中原区薬剤師会、すみよし地域包括センター、中原区役所保健福祉センターの共同で、薬剤師による薬の相談や介護に関する相談などを受け付ける。車いす体験や高齢者疑似体験のコーナーは、子どもの参加も可能だ。
また、オズ通り商店街ではこのほどホームページをリニューアル。スマホ対応になり、加盟店のフェイスブック、ツイッター、ブログなどを集約した。同商店街青年部の新村慶太さんは「情報がまとめて得られるようになり、見やすくなったと思う。お得な割引などもあるので、ぜひご利用下さい」と話している。
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