念珠づくりに没頭する参加者（一部加工しています）
６月に結婚すると幸せになるとも言われるジューンブライド。宮内にある浄土真宗本願寺派（西）高願寺（宮本義宣住職）では、「お寺が若い人たちの出会いの場となれば」という思いから、６月３日に「お寺で縁結び」の会を初開催した。
当日は運命の出会いを求めて、20歳代から40歳代の独身男性13人、女性11人が参加した。ドキドキの中で始まった会は、予定していた礼拝・読経の時間がなくなるほどの展開で、終始和やかなムードで進行した。本堂での自己紹介タイムでは、時間経過の合図に太鼓の音が鳴るなど、お寺らしい粋な演出も取り入れられ、続く念珠作りでは、細かい作業に苦戦しながらも、男女が仲を深めた。
この日、お気に入りの相手と連絡先を交換できたのは８人。会を主催した高願寺の宮本住職は「連絡先を交換した方同士でご縁があれば嬉しい。全体的に参加した人が楽しんでくれていたので開催した甲斐があった。また企画できれば」と話した。
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