『ドラえもん』が読める雑誌として1977年にスタートした『コロコロコミック』(小学館)が今年、創刊40周年を迎えた。これを記念し、川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム(多摩区長尾)で開館以来初となるコラボレーション企画展が8日から行われている。
多摩区生田に長年暮らした『ドラえもん』の原作者、藤子・F・不二雄さんの作品世界を未来に伝えようと6年前にオープンした同館。今回の企画展では、「大長編ドラえもん」シリーズ全17作品を中心に『コロコロコミック』に掲載された人気作の原画約180点を一堂に展示。当時の担当編集者らのエピソードを交え、40年の歴史が分かる構成となっている。また、表紙用にマジックで描かれたドラえもんの原画約40点も公開している。
7日には内覧会が行われた。あいさつした『コロコロコミック』の和田誠編集長は「創刊時の熱気や大長編の変遷がよく分かる展示。ドラえもんのブームがあったからこそ今のコロコロが回り続けている」とコメント。また、伊藤善章館長は「ドラえもんに夢中になった世代の人たちに、昔の夢や思い出を抱えて来てもらいたい」と呼びかけた。
企画展は来年1月15日までを予定。問合せは同館【電話】0570・055・245。
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