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中原区版 公開:2017年7月21日 エリアトップへ

中原区町内会連絡協議会の会長にこのほど就任した 富岡 昭三さん 今井西町在住 74歳

公開:2017年7月21日

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継続の秘訣は「地元愛」

 ○…区内にある75の町内会・自治会が所属する中原区町内会連絡協議会のまとめ役を担う。地元の今井西町町会の会長としての経験を糧に、「行政と地域のパイプ役」として両者の意見を広く聞き、伝えていくことを心がける。「地元愛を育みたい。住んでいる地域に愛着を持ってほしい」と、よりよい街づくりへの思いを語る。

 ○…町会活動の醍醐味は「人との交流」だと考えている。今井西町町会では最近、その交流をきっかけに、有志が集まって親睦旅行を楽しんでいる。月1回、住民交流の場として会員以外にも西町会館を開放し、趣味で集える場を提供したり、盆踊りや公園掃除など気軽に参加できる数多くの催しを開いている。「どの町会もそうだけど、若い人や新しい人にどう参加してもらえるかが課題。楽しめるイベントをたくさん開催しているから、町会活動に触れる機会にしてほしい」

 ○…生まれも育ちも中原区。「昔は桃農家が多い、田んぼが広がる地域だった。小杉の駅前は池がたくさんあったんだよ。魚が泳いでてね」と懐かしげ。町会参加は30代の時、地元の先輩に誘われたのがきっかけ。JA職員として地元で働いていたため、町会に参加することは自然な流れだったという。以来約40年間続くライフワークとなった。「時代と共に街が発展してきたのを見てきた。思い出と今を比べると時間がたったんだなぁと思うよ」と笑顔で街の変化に思いを馳せる。

 ○…春は桜、秋は紅葉を追いかけて、一人旅をすることが40代ごろから続く趣味。忙しい地域活動の合間に楽しんでいる。開花時期に合わせて予定を調整し、大阪や京都へ車を走らせたこともある。「開花情報はインターネットでも手に入るけど、現地の観光協会に電話して聞くのが一番」と人との交流を欠かさない。「春は町会が忙しくなる季節だから、早めに咲く桜が嬉しいんだよ」。町会活動を中心にした日々は続く。

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