市政報告vol.27 ごみ袋の有料化はナシ! 川崎市議会議員 末永 直
決算審査特別委員会、環境分科会が9月20日、行われ、私は環境局に質問した。ゴミの資源物売払収入等について。平成28年度の売払収入額は「約4億9千万円」、売却量「約3万4千トン」。収入額は平成24年度から5年間で3番目。要因は「小型家電の単価が1045円と5年間の中で最も高かった」から。私は、「不用品回収」と言って廃棄物を持っていく違法業者に対する監視の目を光らせるよう訴えた。資源物売払収入は資源化処理施設等の財源の一部に充当している事実も明るみになったが、私はリサイクルの成果は市民に「見える化」すべきだと思う。和歌山県の有田川町は、資源ごみ処理収入を基金にして廃棄物減量を行い、基金は生ごみを堆肥化するコンポスト容器の無償貸与等に用いている。参考にするよう要望した。
環境局長にも質問した。ゴミ袋有料化の検討の有無についてだ。局長は「引き続き、分別排出の徹底やごみの発生抑制、再使用などの取組を進めてまいりたい」と答弁。再質問もしたが、局としては、現体制ではしない方針だ。よかった。
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4月26日
4月19日