神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2011年2月4日 エリアトップへ

読売交響楽団と共演し、5月にはドイツで公演予定のモトスミ・ブレーメンバンド代表 小宮 隆一さん 区内上小田中在住 53歳

公開:2011年2月4日

  • LINE
  • hatena

「苦しさあって楽しさがある」

 ○…国際交流センターで先月8日、日本を代表するオーケストラ「読売交響楽団」と共演したブレーメンバンドの代表。「本番前に読響のメンバーの方が練習を見に来てくれ、とても刺激になった」。Xmas返上、新年も3日から猛練習の成果は、ホールの大拍手となって返ってきた。次は5月、ドイツのブレーメンで行う公演が待つ。日独友好150周年記念イベントの一つでもあり、「初めての海外でワクワクしている。でもいつもと同じスタンスで練習を重ねるだけ」と至ってマイペースだ。

 ○…バンドの立ち上げは2004年。「昔、吹奏楽をやっていた商店街の友人2人と復活させようか、って」。その動きに共感した仲間が次々と加わり気付けば約30名の大所帯だ。自らのパートはトロンボーン。その楽器は、吹奏楽を始めた高校1年の時に両親に買ってもらった年代物だ。「この前プロの方に見せたら、”楽器として非常に価値が高い。絶対に手放すな”って言われて」。その魅力は男声に近い表情豊かな音色。高校時代、全国の舞台に立った実力で、今も思い出の相棒に命を吹き込んでいる。

 ○…生まれは中原区。創業100年を迎える『旭屋』を経営。日課のジム通いで、ラケットボールに水泳にと汗を流す。夫人もエアロビクスやホノルルマラソン完走など、まさにスポーツ夫婦。同じ種目をしないのは「喧嘩になるから」と冗談めかす。年に2度は2人で旅行に出掛ける仲睦まじさ。「商店街理事、消防団員など地域の仕事も多い自分を理解し、いつも支えてくれている」と感謝を忘れない。

 ○…常に心掛けているのは、「苦しさを味わわなければ楽しさは生まれない」ということ。「階段のようにある時に急に伸びる瞬間がある。でもその前は平らな道のりで、そこでチャレンジし続けることが大切」。夢は、70歳になってもバンドを続けていること。そして、「いずれはこのバンドを若い世代に引継いでいきたい」。
 

中原区版の人物風土記最新6

佐藤 智宏さん

第58代目の中原警察署長に、3月19日付で就任した

佐藤 智宏さん

区内在住 56歳

4月12日

トニー クルーズさん

火災予防ポスターをデザインして中原消防署から感謝状を贈呈された

トニー クルーズさん

新丸子東在住 53歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

高津区在勤 32歳

3月29日

小林 規一郎さん

「100Kmウォーク」のイベントを企画した、ブレーメン通り商店街青年部長

小林 規一郎さん

木月在住 48歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区在住 20歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook