国民体育大会の体操少年女子に神奈川県代表として出場し、入賞を果たした 本間未来(みく)さん 区内小杉御殿町在住 14歳
笑顔で楽しい体操を
○…国体の体操種目に県代表として出場し、入賞した。「大きな大会で入賞できて嬉しかった。緊張もあまりしないで楽しくできたんです」と喜びを口にする。「みんなで声を出し合いながら試合ができました。チームの雰囲気も良かった」。抜群のチームワークで全員が結束した結果だった。メンバー唯一の中学生だったが、得意の跳馬では高レベルの得点をマーク。しかし、「平均台が苦手。小さいミスもあったし、もっと練習しないと」。さらなる高みを目指す。
○…兄が体操をする姿を見て「私もあそこにいたい」と始めたのが3歳の時。「新しい技ができた時に達成感が味わえるから」と体操の虜に。昨年の全日本ジュニア体操競技選手権大会の女子Aクラスでは跳馬で4位、今年の県中学校体操競技選手権大会では3種目で1位、個人総合2位に輝いた。目標は華麗な演技と笑顔で注目されている世界選手権代表の田中理恵選手。「いつも笑顔で楽しそうに体操をやっている。ああいう風になれたらなぁ」と顔をほころばせる。
○…練習は平均で1日4時間・週6日都内の教室へ通っており、「体操をしていないとなんかつまんない」という。しかし友達と遊ぶのはもちろん大好きで、「どこに行っても『プリクラ』は必ず」という女子中学生ならではの一面も。EXILE(エクザイル)のコンサートも楽しみで「お母さんも好きで家にDVDがいっぱいある。歌って踊れてカッコイイ」とニッコリ。
○…10月には西中原中学校の10連覇がかかる川崎市中学校総合体育大会がある。「個人・団体とも優勝して、絶対に旗を持って帰りたい」と闘志を燃やす。高校でも体操を続けるつもりで「一つでも多くの大会に出たい。目標はインターハイ」と明確だ。将来の夢は体操の先生。「後輩にアドバイスをしてそれができた時とかはすごい嬉しい。いろんな子に楽しい体操を教えたいな」
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4月19日
4月12日