サッカーJ1リーグの川崎フロンターレと区内井田の人形劇団『ひとみ座』(藤川和人代表)がコラボレーションすることとなった。今月22日に行われた、フロンターレの新体制発表会見で明らかになったもの。
同劇団はNHKの「ひょっこりひょうたん島」を手掛けたことでも有名。フロンターレは地域と連携した活動を行っており、同劇団がフロンターレの後援会員から要望をうけたことがきっかけで今回のコラボが実現した。
川崎市内の小学校で人形劇による読書の啓発を行っていく。フロンターレは読書推奨事業を実施しており、選手による小学校や図書館での「おはなし会」やオリジナル紙芝居の制作を行ってきた。同劇団では「紙芝居でやっていたものなどを立体の人形劇でできたら。選手が子どもに本を読んでいる場などで一緒にやっていきたい」としている。
ほかにも、一人でも多くの人が座って観戦できるように、等々力競技場内での席つめ活動(通称席ツメ隊)をしていく。現時点で予定されているホームゲーム全20試合で人形が登場し、観戦マナーをうったえる。
新体制発表会見では、ひとみ座の藤川代表らがフロンターレのマスコットキャラクターである「ふろん太」らの人形で寸劇を披露。その可愛さと動きに子どもや女性から大歓声を受けた。同劇団は「ひとみ座はフロンターレと同じで中原区が本拠地。スポーツと文化の分野で協力して、一緒に川崎を盛り上げていきたい。子どもも多いので喜んでもらえたら」と話している。
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