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中原区版 公開:2012年3月30日 エリアトップへ

かわさき産業デザインコンペ高校生部門で最優秀賞を獲得した 内山 尚哉さん 区内下沼部在住 18歳

公開:2012年3月30日

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家族の愛あっての”閃き”

 ○…「生活を変える、生産が変わる」をテーマに市が主催した、かわさき産業デザインコンペの高校生部門で最優秀賞を獲得した。今月母校で行われた表彰式では「卒業前に思い出が出来て嬉しかったです」と喜びを口にした。作品名『音で分かるエコバブル』は、実は締め切り当日になって閃いたアイデア。節水を心がける母親に「水を出しすぎ」とよく注意されることを思い出し、「音が出る仕組みにすればみんな蛇口をひねりすぎることはないんじゃないかな」とイメージを描いた。「いつもギリギリです。追い込まれるとやるタイプなんですよね」という短期集中型のアイデアマンだ。

 ○…幼少時代から絵を描くのが好きでチラシの裏にアニメのイラストなどを書いて過ごした。「憧れがあるのかもしれませんね」と、勧善懲悪で年齢問わず人気の仮面ライダーは今でも大好き。川崎総合科学高校ではプロダクトデザインを学んだ。目に見える具体的な”物”だけではなく、利便性などの”事”をも大切にすることが大事だといい、将来は「モノ・ゴトを考えたおもちゃ等のデザインをしたい」と目標を語る。

 ○…両親と兄の4人家族。茨城県神栖市に生まれ、小学校入学と同時に区内の北谷町に転入した。玉川小・中学校出身。「教室の隅っこで絵を描いていた反面、外で遊ぶことも多かったと思います。まわりの友達に流されやすいんですかね」と笑う。中学校ではバスケットボール部に入り、部員5人という状況も経験した。「グランド整備や女子との試合など大変なこともあったけど少人数だからこそのチームワークがあった」と嬉しそうに微笑む。

 ○…この春から東京工芸大学芸術学部デザイン学科に進学する。「自分の一番興味がある分野に進むことができる。これも家族の支えがあったから」と話し、「大なり小なりデザインに携わって一番大切な家族への恩返しがしたいです」と気持ちを込めた。
 

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