木月小4年生 商店街で災害対応を学ぶ オズ通り、慶大生らが企画
木月小学校(君塚一夫校長)の4年生が、オズ通り商店街で災害時対応学習会を行った。これは大地震などの災害時、児童らが商店街に助けを求めるなどの行動を身に付けることが目的。企画したのは同商店街と慶大生ら。
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この「災害時学習対応学習会」は、災害時に備えて児童が商店街とのコミュニケーションを図れるようにするために企画されたもの。安全安心をテーマに掲げるオズ通り商店街が、通学路として利用する児童の多い木月小学校に呼びかけ行われた。
当日参加したのは同小4年生50人と、この学習会を企画したオズ通り商店街と慶応大商学部の学生らで構成される商店街活性化プロジェクトのメンバーら。児童らは「災害時に信号が止まったらどうする」「ここで地震が起きたら気をつける点は」などをクイズ形式で学んだり、路上に倒れた被災者に遭遇した際近くの店舗に助けを求め、救急車を呼ぶなどの対応策を実習していた。4年生の石井友規くんは「今回はグループで学んだけど、実際に自分一人でもしっかり行動したい」と話した。また災害対策に店舗が備えている点など商店街の役割も学んでいた。
学年主任の榊原洋介教諭は「これまで総合学習でゴミ拾いや花植えなど地域と触れ合ってきたが、これを機に災害時の行動も身に付けてもらえたら」と話していた。
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4月19日
4月12日