中原区はこのほど、子育て中の親子のコミュニケーションと仲間との交流を深めるための親子体操『ミミケロはっぴぃダンス』を制作した。作詞、作曲、振付は”NHK体操のお兄さん”を務めた瀬戸口清文さんが担当。区では今後、体操の普及、啓発に努めていくという。
ミミケロはっぴぃダンスは、転出入の多い中原区で、体操を通して、子どもと保護者がすぐに環境に溶け込んでもらえるようにと制作された。
きっかけは、区民会議が2011年10月から12月まで行った子育てアンケート。子育て中の保護者930人を対象に行い、その結果、保護者が子どもの健康に関する情報を求めていることや、交流の場で子ども向け音楽があれば良いと考えていることがわかった。この調査を受けて、区では早速対策を検討。親子の健康づくりと仲間づくりのきっかけとして取り組みやすい体操に注目し、子育てネットワーク会議の協力を得ながら、公立保育園などに歌詞やイメージなど意見を求め、内容を固めていった。
その過程で、市のスポーツ推進審議会で交流のあった瀬戸口清文さんに、体操の制作を依頼。それまで集めた歌のイメージ案や歌詞のフレーズ、要望を伝え、瀬戸口さんが歌詞、曲、振付を制作した。
区役所で初披露
完成したミミケロはっぴぃダンスは瀬戸口さんと、ファミリーソングシンガーの山野さと子さん、ことのみ児童合唱団が歌う。
今後は歌のCD、DVDを子ども関連施設に配布するほか、各種イベントで曲を流すなど普及に努めていくという。
完成したダンスの初披露はきょう22日(金)、午前10時から中原区役所5階会議室で行われるイベント『子育てグループ知りたいな』の中で披露される。
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