4月2日にオープンした武蔵小杉東急スクエアの総支配人 中川 真裕さん 横浜市在住 41歳
「お客様の声をやりがいに」
○…初日の来場は10万人を超え、「まずは無事スタートを切れて良かった」とほっとした表情を見せる。施設にはフードや服飾雑貨、塾、保育園などバラエティ豊かな98店舗が揃い、駅の改札から直結した利便性が魅力的だ。「地域住民や駅利用者にヨリミチ感覚で気軽に利用してもらいたい」と話している。
○…1994年に東京急行電鉄株式会社に入社し、グループ会社の経営管理部門やリテール関連の部署に所属しキャリアを積んだ。「今までは遠隔から現場を支える仕事だったが、これからはお客様の声を直に聞ける仕事で魅力を感じている」と微笑む。オープン前は「お客様の夢を広げられるように」と休みを返上して働き、現在は「喜んでくれるお客様の声がやりがいになる」と目を輝かせている。
○…趣味は野球観戦。休日は神宮や横浜球場でライブでの観戦を楽しむ。また、自身も高校3年間は野球部に所属しており、責任感やチームプレーの大切さを学んだ。「一人ひとりがそれぞれのポジションで仕事をこなしそれが一つの輪になることでチームは勝てる」。この経験が多くのテナントが入った施設をまとめるうえで生かされる。また料理も好きで、最も得意なものが煮込み料理。「普通に一通り作れるくらいで特にこだわりは持ってないです」と控えめだが、美味しい飲食店の情報を集めて、食べ歩きを重ねて味を研究するなど実は相当な努力家だ。
○…東急線の中でも利用者数が4番目に多い武蔵小杉。「再開発が進み勢いがある。東京―横浜を結ぶエリアとしてこれからが楽しみ」と話し、今後の街づくりに関しては「昔から住む地域の方々や新しく移り住む住民が一体となって新しいまちをつくっていければ」と答える。またその中で「商店街などと共存共栄しながら地域住民のクイックなニーズに対応できる拠点になれれば」とビジョンを掲げる。
|
|
|
|
|
|
4月19日
4月12日