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中原区版 公開:2014年1月17日 エリアトップへ

川崎北税務署の署長を務める 西野 克一さん 都内在住 59歳

公開:2014年1月17日

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地域のために一致団結

 ○…「市民にも署員にも親しまれる署長でありたい。分からないことがあれば、何でも相談してほしい」。昨年7月10日付で就任以後、署長として署員のまとめ役に奮闘している。同署の管轄地域には事業者が多く、多忙な日々が続くことも。「忙しい仕事を克服するために大切なのはチームワーク。一人ではなくチームでやることで、早くて良い仕事ができる」と力強く語る。

 ○…青森県の旧天間林村生まれ。「魚釣りや山遊びを楽しむ少年時代」を過ごした。18歳で仙台国税局入局後、国税庁、東北、関東地方の税務署など各地に赴任。「先輩、上司に恵まれた環境」だったという。駆け出しのころに先輩に教えられた「きちんと挨拶する」習慣は、いまも変わらず続けている。赴任先として思い出深いのは福島県のいわき税務署。温かい市民らに親しみを持っていたからこそ、2011年3月、東日本大震災の報道を目にしたとき「言葉が出なかった」と言う。

 ○…体を動かすのが好きで、小学校から高校時代まで野球に熱中。憧れているのは「王さんです。本当に努力家だからね」。幼少期の「ヒーロー」の雄姿がいまも胸に残る。趣味は土日の散歩。「天気が良い日は1日2万歩は歩きます。秋に東京大学のキャンパスを歩くと、イチョウ並木がすごくきれいですよ」と笑顔を見せる。時折、最愛の夫人とウォーキングを楽しむという愛妻家。「家内は長年にわたり生活を支えてくれている。とても助かっています」と感謝の言葉を優しげに語った。

 ○…40年以上税務畑に携わり「行政の仕事には地域の皆さんの協力が大切」と実感しているという。人々との一致団結が重要と考える署長。定年を迎え、職を全うした後の目標を尋ねると「地元・青森に帰って、何かボランティアなどで地域に貢献したい」と一言。人々とのつながりを心の糧に、夢に向かって歩むつもりだ。

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