このほど、一般財団法人中原交通安全協会の会長に就任した 朝山 秀男さん 上小田中在住 73歳
郷土愛でこの街を守る
○…「交通事故はやろうとして起こすわけではなく、やられようとして起きるわけでもない。そこがとても悩ましいこと」と話す。同会の一員として交通安全の啓蒙活動を続けること20年あまり。5月の会長交代まで、約8年間副会長として会長を支えてきた。「協会と名乗る以上は、みんなの力で『交通安全』を進めていきたい。一人ひとりが事故にあわないよう心掛けることで事故がなくなればいいね」と語る。
〇…交安協には当時の会長に勧められて入会。ガソリンスタンドを経営していたこともあり、地域の交通安全に協力しようと決意した。その後は精力的に交通キャンペーンなどの活動に尽力。その一環で今月2日に中原署で行われた七夕飾りの設置式には多くの関係者から支援を受け、100人を超える園児が交通安全などの願い事を笹に結んだ。「色々な人の協力があり、ありがたい。最高のイベントになった」と振り返る。
〇…生まれも育ちも中原区。父親は材木屋で「木箱の朝岡」と言えば地元で有名だった。20代の時に会社を設立し石油販売業へ。その後、飲食店に移り、現在は息子に引き継いでいる。地域の活動に積極的で保護司や消防団にも参加した。「火災があったら、助けるのが当たり前。理屈やボランティアじゃないって教わったよ」。自分の身を守ることが高じて街を守る。「まさに郷土愛だね」。
〇…趣味はツーリング。ハーレーを愛し、先月は仲間と北海道一周を楽しんだ。もっぱらのアウトドア派で登山やバーベキューなども大好き。年齢を感じさせないアクティブさは、子どもの頃から変わらない。「ちゃんと食べてちゃんと寝る。規則正しい生活」が健康の秘訣だ。息子と娘はともに家庭を持ち、4人の孫にも恵まれた。「孫との時間は幸せ」と笑みがこぼれる。愛する家族のため、大好きな我が街のため、今日も交通安全を願い活動に精を出す。
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3月29日
3月22日