神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2014年10月24日 エリアトップへ

中原区の木 「モモ」に決定 区民公募で6割超の支持

社会

公開:2014年10月24日

  • LINE
  • hatena
二ヶ領用水沿いの花桃の木
二ヶ領用水沿いの花桃の木

 中原区のシンボルの木が「モモ」に決定した。8月から9月にかけて行われた区民公募で、5つの候補の中から、モモが最多の得票数となった。今後は、イラスト案を募集しながら、新たな区のシンボルとして活用していく考えだ。

 応募総数は2220件。5つの候補の得票数は順にモモ1437件、タチバナ208件、サルスベリ197件、ケヤキ169件、クスノキ82件で、モモが6割を超える支持を得た。この結果を受け、中原区区の木制定委員会では、区の木をモモに決定。歴史的な背景や現在も区内で花桃の木を見られることから、シンボルの木に相応しいと判断した。

 中原区のモモは、大正から昭和にかけてその最盛期を迎え「西の岡山、東の神奈川」と言われ、全国の二大産地にも挙げられるほどだったという。その後、桃畑は急速に減少していったが、現在も二ヶ領用水沿いで花桃の木を見ることができる。

 長年、二ヶ領用水沿いの桃の木の管理をする二ヶ領用水・中原桃の会では、今回の決定を喜ぶ。東正則会長は「昔、中原が桃の里だったという歴史を区民の皆さんに十分に承知して頂けて嬉しい。同時に、責任の重大さも感じている。二ヶ領用水沿いの桃の木は老朽化しているので、改めて今後の再生計画を考えていきたい」と話す。

イラスト原画を募集

 現在、中原区ではモモのイラスト原画を募集している。集まった原画は委員会で選考の上、デザイナーによってイラスト化。来年3月から市政だよりで掲載されるほか、今後、区のシンボルとして長く活用される。

 募集する原画は、大きさがA4版であれば、色鉛筆、油彩、水彩などは問わない。中原区民はもちろん、区外の人も応募可能。氏名、年齢、住所、電話番号、イラストの説明を原画に添えて、中原区まちづくり推進部企画課(〒211―8570中原区小杉町3の245/【電話】044・744・3149/【メール】65kikaku@city.kawasaki.jp)へ。12月5日(金)必着。

中原区版のトップニュース最新6

11年ぶり、全面刷新

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新

利便性、視認性を向上

3月29日

ブルーインパルスが飛行

川崎市制100周年

ブルーインパルスが飛行

6月29日、等々力緑地上空に

3月29日

40年の節目、絵画で演出

住吉ざくら

40年の節目、絵画で演出

5年ぶりにパレードも

3月22日

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震2カ月超

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 川崎市啓発に力

3月22日

ランドセルを無償譲渡

さくらや金川さん

ランドセルを無償譲渡

「子育て世代を応援したい」

3月15日

「電子商品券」導入へ

ふるさと納税

「電子商品券」導入へ

市、4月から返礼品に

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook