神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2015年3月12日 エリアトップへ

川崎市 プレミアム商品券発行へ 秋口から年末まで利用

社会

公開:2015年3月12日

  • LINE
  • hatena

 川崎市は市内消費を喚起しようと、割増率が20%のプレミアム付商品券を発行する。国の交付金を活用し、発行規模は33億円。夏頃に購入申し込みの受け付けを行い、秋口から12月末まで市内の商店街や大型店などで利用できる。

 プレミアム付商品券は昨年末に安倍内閣で閣議決定された緊急経済対策。これを受け全国の多くの自治体で発行を進めているとみられる。

 川崎市がこのほど発表した一般会計追加補正予算案によると、プレミアム商品券の発行規模は33億円。国からは7億9700万円が交付され、このうち、5億5000万円が20%のプレミアム分に充当される。

 販売は川崎市、川崎商工会議所、川崎市商店街連合会などの経済団体でつくる「(仮称)消費喚起型商品券実行委員会」が行う。販売価格は未定というが全国の自治体では1冊1万円での発行が主流とされ、この場合、27万5000冊発行される。1枚あたりの金額や販売上限額は今後設定される。

 販売時期は夏頃を予定。「20%のプレミアムが付いたお得な商品券だけに、店舗販売には多くの人が殺到する恐れがある」(市幹部)ことから、申し込み制となる。同じような販売方法は昨年、奈良県で実施された。これを参考にすると、申込期間は1カ月程度になる模様。

 商品券の利用時期は秋口から12月末まで。利用できる業種は市内の不動産取得、風営法適用業種を除いた小売業、サービス業。市内には約2万店舗あり、市では「できるだけ多くの店舗でプレミアム付商品券を利用できるようにしたい」としている。

 市では今月末までに実行委員会を立ち上げるとともに、プレミアム商品券の名称や利用できる店舗の募集なども行う。

中原区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

市おくやみガイドブック

使いやすく大幅増補

手続きの煩雑さ解消に

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CF初挑戦、支援呼び掛け

4月15日

救急隊、日中に増設

中原消防署

救急隊、日中に増設

到着時間の短縮めざす

4月12日

5年ぶり重要郷土資料に

江戸時代後期「富士信仰」

5年ぶり重要郷土資料に

市ノ坪の民家で所蔵

4月12日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook