神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2015年4月24日 エリアトップへ

NECレッドロケッツ 川崎で10年、節目のV 若手の活躍光る

スポーツ

公開:2015年4月24日

  • LINE
  • hatena

 中原区のNEC玉川事業場体育館(下沼部)を拠点に活動するNECレッドロケッツは4月4日、東京体育館で行われた2014/15V・プレミアリーグの優勝決定戦で久光製薬スプリングスと対戦。セットカウント3―1で勝利し、10年ぶり5回目のリーグ優勝を果たした=写真。2005年に本拠地を横浜市都筑区から中原区に移して以降、しばらく優勝から遠ざかっていたが、移転から10年の節目の年に川崎市のチームとして初の頂点に立った。

   ◇  ◇  ◇

 ファイナルは元全日本の中田久美さんが監督を務める久光製薬と対戦。大会三連覇をめざす相手に、最初のセットを僅差で落とすも、一進一退の攻防を制して、3セットを連取して勝利を手にした。

 さらに、12日にソウルで行われた日韓のチャンピオン同士が対戦するトップマッチでも韓国のIBK企業銀行アルトスをセットカウント3―0で撃破。チームは日韓の頂点に立った。

「地域の人に支えられ」

 レッドロケッツの昨年の成績はリーグ5位。昨シーズン終了とともにチームを支えてきたベテラン選手が大勢チームを去り、一気にチームが若返った。そんな中、キャプテンに就任した秋山美幸選手は、「チームに優勝を経験した人がいなくなった分、今までと同じことをしていたのでは勝てないと思った。逆にチームが若くなった分、年齢に関係なく、一人ひとりが『自分が中心になってチームを作っていく』という意識でやっていこう」とチームを鼓舞した。その言葉通りチームは成長を続けリーグを制覇。現在は、5月から大阪府で行われる黒鷲旗全日本大会に向けて調整に余念がない。

感謝の気持ちで

 レッドロケッツは中原区下沼部に移転した年の7月に川崎市ホームタウンスポーツ推進パートナーの認定を受けた。現在では、区民祭などのイベントで、バレーボール教室を開催するなど、地域との結びつきも深い。秋山選手は「地域の人に支えられてバレーボールができているので、イベントには感謝の気持ちを持って参加している。子どもたちには教室を通して『バレーをやりたい』と思ってもらえたら嬉しい」と話す。

▲歓喜に沸くチーム
▲歓喜に沸くチーム
▶主将の秋山選手
▶主将の秋山選手

中原区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

市おくやみガイドブック

使いやすく大幅増補

手続きの煩雑さ解消に

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CF初挑戦、支援呼び掛け

4月15日

救急隊、日中に増設

中原消防署

救急隊、日中に増設

到着時間の短縮めざす

4月12日

5年ぶり重要郷土資料に

江戸時代後期「富士信仰」

5年ぶり重要郷土資料に

市ノ坪の民家で所蔵

4月12日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook