市立橘高校野球部(福田茂監督)が4月29日に行われた県高校野球春季大会準々決勝でシード校の平塚学園高を12対5で破り、同校初のベスト4に進出した。この結果、甲子園をめざす夏の大会では、第1シード校として臨むことになる。
準決勝では県相模原高に6対13で敗れたものの、快進撃をみせた市立橘。昨秋のレギュラーが5人残り、新戦力も台頭し活躍をみせた。今年のチームの特長は投打のバランスだ。寒水・高田の左右エースが試合毎交互に投げ、安定した投球を披露。野手も好守でバックアップした。打撃も上位から下位まで繋がり、大量点を奪うシーンも作った。福田監督は「攻撃的な練習を積んできた成果が実を結んだ。ただ、現状は力のないチーム。ゼロからスタートする気持ちを持つことが大切」と気を引き締める。
シードで迎える夏は、挑戦を受けて立つ戦いとなる。下原和輝主将は「チャレンジャーの意識で試合に臨みたい。ベスト4は嬉しいがまだまだ弱いチーム。ただ、夏は頂点でなければ意味がない。みんなで甲子園をめざしたい」と誓った。
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