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中原区版 公開:2015年6月5日 エリアトップへ

武蔵小杉周辺再開発協議会会長と協同組合武蔵小杉商店街理事長に就任した 大野 省吾さん 小杉町在住 76歳

公開:2015年6月5日

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「扇の要」で更なる活気を

 ○…再開発が進む小杉の街をまとめる2つの重責を一手に引き受けた。「商店街初期の理事長が親父だったし、小杉で生まれ育った人間としては避けて通れないと思っていた」と微笑む。今後の街づくりについては、「ここまで小杉の開発が進んだのは前任のリーダーシップがあってこそ。再開発の目途が立った今、私は商人出身として商店街の活気づくりに取り組みたい」と意気込む。

 ○…60歳の時に長年営んできたスーパーの経営を弟に引き継ぎ、その後、協同組合の副理事や駅前通りの振興組合理事長を約10年間務めてきた。今では名物となった小杉のもちつき大会やプレミアム商品券の販売、昨年初開催したNPOと合同の飲食店巡りなど企画づくりを大切にしている。「良い商店街は地域住民にファンになってもらえるような魅力がある。メンバー等とアイデアを絞り小杉ならではの魅力を創出していければ」と目を輝かせる。

 ○…小杉で市場や酒屋を営んでいた両親のもと、5人兄弟の長男として誕生した。幼少時代には戦争を経験、「付近は焼夷弾で炎に包まれて、恐ろしかった」と話し、山形に疎開したこともあった。小学時代に野球を始め、高校時には捕手としてチームを支え県の準優勝も経験。「扇の要と言われるポジション。仲間の考えを尊重することを大事にしていた」と話す。野球で学んだ気配りや観察力、統率力は、その後のスーパーの経営や商店街活動などの手腕にも活かしてきた。

 ○…「最近は会う機会が少なくなってきてしまったけど孫に会うのが一番の楽しみ」と孫煩悩の一面を見せる。小杉には子育て世代の住民が増えており、「子ども達が将来小杉で生まれ育って良かったと言ってもらえるような街づくりをしたい」と目標を掲げる。「ファンがいっぱい武蔵小杉」をキーワードに小杉の活気を支える商店街と再開発の2つの仕事をまとめる覚悟だ。

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