関東高等学校陸上競技大会が6月19日から22日まで山梨県で行われ、市立橘高校陸上部の橋本陸さん(3年)が走高跳で、小山佳奈さん(2年)が400mハードルで優勝。2人は今月末から始まる全国大会の出場権も掴んだ。
橋本さんは、昨年に続き2回目の出場。自身ベストとなる2m10cmを跳んだ。「優勝とベストを出すことを目標にしていたので両方とも達成できて良かった」と橋本さん。
一方の小山さんは、始めて1年にも満たない400mハードルで1分00秒42のタイムを出した。小山さんは「59秒台を目標にしていたので悔いが残る。全国大会では絶対に達成したい」と意気込む。
今回の2人の活躍に顧問の原恵美子さんは「力量通りだった。大きな大会では100%の力を出し切るのが難しいが、2人は出し切ってくれた」と話した。
強さの秘訣は「自主性」
橘高校陸上部は現在、88人が所属する大所帯。今回の関東大会には35人が出場しており、強さの秘訣は自主性を大事にしたトレーニングだと言う。橋本さんは「お互いに教え合ったり、考えてトレーニングを積んでいる。大会を楽しめるよう、大会前の1週間は全く跳ばないという調整方法も実践している」と笑顔で話す。
さらに、橘高校はバレーボール部を始め、強豪と呼ばれる運動部が多く、その環境も刺激になっているという。小山さんは「全国で活躍する選手が同じクラスにいて、練習する姿勢や考えとか刺激になる。お互い応援にも行くし頑張ろうってなる」と話している。
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