西丸子小学校で10月3日「創立60周年記念式典」が行われた。地域からの来賓は約130人、児童らと共に盛大に祝った。原修一実行委員長は「児童が主役」と、児童側を向き「地域に支えられていることに感謝しつつ、日々元気に過ごして欲しい。今後も健やかな成長を願い、見守っていく」と、メッセージを送った。
式典は児童の劇で展開。「100年後の未来へタイムスリップし児童たちは、失われた笑顔を取り戻す」というストーリーで、各学年の出し物の合間に寸劇をはさみながら式典を進めた。
2年生は「元気」をテーマに、絵本「スイミー」を劇と歌で披露。傘をくらげに見立てるなど、海の中の様子を制作物で表現しながら、元気いっぱい表現。来賓席からは微笑みがこぼれた。3年生は日々見守ってくれる地域の人、先生や学校関係者へ「いつもありがとう」と述べ、秦基博の「ひまわりの約束」を合唱。多くの人の「やさしさ」に感謝した。5年生のテーマは「友情」。一世風靡セピアの「前略、道の上より」をダンスで披露。全力で熱い友情をダンスで表現すると、会場は熱気に包まれた=写真。
全学年が発表を終えると、児童たちは改めて「あいさつ、元気、やさしさ、協力、友情、夢」の大切さを確認し合い、「百年後の未来も『笑顔』で式典の日を迎えたい」と締めくくった。児童たちの趣向をこらした発表に来賓席からは大きな拍手が送られた。
発表の合間には創立30周年時に在校生だった、石井雅彦PTA会長へ、当時の西丸子小について質問する企画や、同会長、児童らが、地域の人と共に花笠音頭を踊る場面も。会場は笑顔に包まれた。
伊東芳男校長は、「子どもたちの頑張りに感動した。次の10年の第一歩として、今後も地域と共に、子どもたちを育んでいきたい」と話した。
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