川崎市商店街連合会(猪熊俊夫会長)は、商店街の活性化へ向けたフォーラムを市内3カ所で開催する。パネラーはブレーメン通り商店街。空き店舗がなく、人通りも多い同商店街のノウハウを公開する。
全国で年々約5%ずつ縮小しているとされる商店街数。いわゆる「シャッター街」が目立ってきている背景の一つに、大型店やチェーン店の台頭など社会的要因が挙げられている。そんな中、市内でひと際活気をみせているのが元住吉の「ブレーメン通り商店街」だ。
空き店舗はなく現在185店舗が加盟、その会員入会率は95%に上る。若手も商店街運営に関わり多くのイベントを主催、平日も賑わいをみせ、全国から視察に訪れる商店街も多い。
そんな同商店街の取組みを公開し、市内の商店街の活気に繋げてもらおうというのが今回のフォーラムの目的だ。テーマは「ブレーメン通り商店街徹底解剖」。同商店街の関係者が、組織運営やノウハウ、イベントや取組みなどについて語る。同商店街の伊藤博理事長は「全国でも例のないような取組み、高額な会費にご理解頂いている仕組みなど、参考にして頂けるような話ができれば」としている。
主催する市商連では「商店街が生き残るためには、問題に向き合い、原点に戻りつつ、良い例を積極的に取り入れていく事が大切。ぜひご参加下さい」と話す。
会場は、2月2日(火)多摩市民館、16日(火)高津市民館、23日(火)産業振興会館で、いずれも午後6時半から。事前申込、定員になり次第締切。申込み・問合せは市商連事務局【電話】044・548・4107へ。
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