中原区内の7つの和菓子店が、区の木「モモ」を使った和菓子を創作した。この『桃の彩(いろどり)』は、中原区の木である「モモ」に親しみを持ってもらいたいと販売されるもので、「中原みやげとして定着してけば」と関係者も期待を寄せる。
昨年の3月に区の新たなシンボルとして選定された中原区の木「モモ」。イメージロゴも作成され、現在は市の広報などに使用されている。しかし、区民の認知も低いことから、区では区の木に親しみを感じてもらいたいと、神奈川県菓子工業組合中原支部に桃を使った和菓子の創作を依頼した。
『桃の彩』が販売されるのは区内の7店舗(※)で、「桃を材料に使う、もしくは桃の形に作る」という条件の下、各店が独自で和菓子を創作。各店とも桃と餡を使い、さまざまな皮で包んだバラエティ豊かな7種の『桃の彩』が誕生した。販売される和菓子のパッケージには、モモのロゴマークをあしらった統一のシールが貼付される。価格は税込151円〜216円。
同支部の内藤雅一さんは「7店を回って食べ比べるのも楽しみの一つ。今後は『桃の彩』が中原みやげとして定着していくと嬉しい」と話している。
なお、和菓子の詳細や店舗の情報は中原区のホームページ(http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/index.html)でも確認できる。
※『桃の彩』の販売店舗
■岡埜榮泉/新丸子町742
■おかふじ/今井南町7の43
■桔梗屋/新丸子町754
■水月堂/上小田中2の17の5
■すがや/新城1の15の8
■泉心庵/市ノ坪66
■太平屋/新城1の2の20
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