神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2016年6月10日 エリアトップへ

一人親世帯 市の支援 メールで周知 施策の利用拡大へ

社会

公開:2016年6月10日

  • LINE
  • hatena

 川崎市は、一人親家庭の支援施策の周知を広げるため、6月27日からメール配信サービスを開始する。これは、市が行う一人親家庭への支援策を周知し、利用の拡大につなげるためで、市では周知用のカードを作成するなどしてメールサービスの活用を促している。

◇◇◇

 2010年の国勢調査によると、市内の一人親世帯は8304世帯。川崎市が行った一人親家庭への実態調査(2014年)では、市が提供する支援施策の周知が行き届いていないことが明らかになった。市が一人親世帯に向けた施策の認知度合いを調査したところ、寡婦(夫)が受けられる所得控除である「寡婦(夫)控除」の認知度合いが最も低かった。

月に1回、情報配信

ひとり親家庭応援メルマガ

 さらに、川崎市住宅支援給付相談センター事業やショートステイ(子育て短期利用事業)なども認知が低く、施策そのものを知らないという回答が多かっため、市では効果的な施策の周知方法を模索。現在、市ではホームページやリーフレットで周知を行っているが、より情報を発信するために、メールマガジンの配信を決めた。「一般的に一人親家庭は、親が仕事と子育てを両立するため余裕がない。そこに新しい情報を直接送れるメールは効果的」と同課では話す。

 この「ひとり親家庭応援メルマガ」は支援施策や講座などの情報を月に1回ほど配信。メール配信は6月27日からを予定している。現在は配信の登録期間中で、登録は市ホームページの「メールニュースかわさき」からできる。さらに、メルマガの登録先や、相談窓口の連絡先を記載した名刺サイズのカードを3万枚作成し、区役所などで配布している。市こども未来局こども家庭課では、「メルマガ配信で、色々な支援施策や相談窓口があることを知ってもらい、利用につながれば」と話している。
 

中原区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

市おくやみガイドブック

使いやすく大幅増補

手続きの煩雑さ解消に

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CF初挑戦、支援呼び掛け

4月15日

救急隊、日中に増設

中原消防署

救急隊、日中に増設

到着時間の短縮めざす

4月12日

5年ぶり重要郷土資料に

江戸時代後期「富士信仰」

5年ぶり重要郷土資料に

市ノ坪の民家で所蔵

4月12日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook