区内の消防団員が日頃の訓練成果を披露する中原消防団消防大会が5日、等々力緑地で行われた。
45回目の開催となった今年は、全5分団、約200人の団員が参加。応急・救護や防火衣着装、小型ポンプ操法、小隊訓練などの競技が行われ、行動規則やタイム測定によって順位が付けられた。
総合優勝は住吉分団。全3部門で優勝し、7年ぶりの完全勝利を果たした。優勝した同分団と輪番の大戸分団は26日に行われる川崎市の大会に出場する。住吉分団の田邉昌美分団長は「2月から訓練を続け、区大会に一致団結して臨むことができた。市の大会でも優勝を目指して頑張りたい」と話した。
また、今回初めて女性消防団員7人による消火ホースキットの放水訓練の実演も行われた。指揮をとった三上能樹副団長は「自主防災として、ホースキットが一般の方にも簡単に取り扱えることが伝わったのでは」と話していた。
大会を終え、小島光儀団長は「怪我もなく無事に大会を開催することができた。市の大会に向けてさらに練習を重ねていく」と話した。
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