ものづくり人材育成を目指し、楽しみながらものづくりの大切さを学んでもらおうと川崎市が企画する「親子ものづくり体験教室」が17日、区内下新城の中原工房(運営/ジェクト株式会社)で行われた。
市工業団体連合会と協働で毎年この時期に市内の町工場などで開催される同教室。個人で利用できるDIY工房として地域に開かれている中原工房では今回初開催となった。
当日は市内の児童とその保護者ら5組が参加。「川崎ものづくりブランド」にも製品が認定されている佐野デザイン事務所(区内上小田中)の佐野正代表らの指導のもと、床座り生活で様々な活用ができる「床座椅子」製作を体験した。
参加者らは慣れない機材に戸惑いながらも、製作に夢中になっていた。初めて電動ドリルを使ったという中西悠奈さん(8)は「怖かったけど上手くできた。椅子を使ってくつろぎたい」と話していた。
中原工房の小水内公彦さんは「工房で親子向けのこのような工作体験を行ったのは初めて。お子さんのやる気のある姿が見られて嬉しい」と話した。
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