多摩川を渡るための交通手段だった渡し船の歴史を後世に残すための「丸子の渡し祭り」が10月30日、丸子橋近くの多摩川河川敷で行われた。主催は丸子の渡し復活協議会(安住三郎会長)。当日は約1500人の人が集まり、渡し船体験は一時間半待ちで大盛況。乗船した萩原桜さん(6)は「乗るのは二回目。涼しかった。来年も乗りたい」と喜んでいた。
祭りでは多摩川でとれたアユの塩焼きやシジミ汁の販売ほか、凧揚げ、大道芸、小型のヘラブナの放流も行われた。安住会長は「来年は早朝便や時間を延長し、もっと多くの人に乗ってもらえるよう便宜を図りたい」と話した。
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3月29日
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