ライフセーバーの技術を競い合う「第42回全日本ライフセービング選手権大会」が先月、藤沢市の片瀬西浜海岸で行われ、区内苅宿在住の出木谷啓太さん(29)がサーフスキーレスの部で優勝。昨年に続く2連覇を果たした。
海岸などで監視、救助活動を行うライフセーバーの技術を全23の種目に分かれて競う同大会。出木谷さんが出場したサーフスキーレースはカヤック風のボートに乗ってパドルを漕ぎ、その速さを競う。出木谷さんは6月の全国大会でも3連覇しており、チャンピオンとして期待される中、「絶対に負けられないと思った」と振り返る。
スピードの出やすい細身のボートに新調して臨んだ今大会。スタートから波に乗り、得意とするラストの追い込みで一気にトップに抜け、優勝を決めた。
出木谷さんは日ごろ消防士として働きながら、ライフセーバーとしての活動も行っている。休日には多摩川などでサーフスキーの練習に励む。出木谷さんは「連覇でき嬉しい。来年の国際大会や2年後の世界大会も視野に入れ、日々体力とパドルワークの技術を上げていきたい」と話した。
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