人道的な社会奉仕活動を行う川崎とどろきロータリークラブ(宗澤文良会長)が創立20周年を迎え、11月14日に新横浜国際ホテルで記念式典を開催した。
挨拶に立った宗澤会長は「今年度はロータリー財団設立100周年という記念すべき節目でもあり嬉しい。22人のメンバーで今後も会員増強に努めつつ、小さくてもキラリと光る奉仕活動を実践していきたい」と抱負を述べた。
式典では、同クラブが2011年から取り組んできた高齢者や障害者らへの支援活動を報告。また、今回の20周年記念事業として、東日本大震災で親を亡くした子どもたちを支える福島県いわき市のNPO法人ふくしま震災孤児・遺児をみまもる会(曽我泉美代表)を現地見学したことを伝え100万円を寄贈した。その他、川崎市、ロータリー財団、米山記念奨学会にも目録を手渡した。
記念講演に訪れた福島県出身の森まさこ参議院議員は「震災直後、福島県の県外避難者は47万人いたが、今は14万人にまで減少した。ただ原発の風評被害などは今もある。震災で親を亡くした子などを助けることを目的に設立された団体への寄付に感謝したい」と話した。また、チェルノブイリ事故から復興し経済発展を遂げたベラルーシを例に、「教育を重視した。日本も人口減少や少子化の今、子ども教育が重要」と話した。
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