練習に励む元宝塚メンバー、吹奏楽部、チアリーディング部
今月27日に開かれる中原警察署主催の「交番の日制定記念日イベント」で、法政大学第二中・高等学校の吹奏楽部と元宝塚メンバーによる共演が企画されている。また、共学化により今年創部されたチアリーディング部もステージで演技を披露する。
神奈川県警察は11月27日を「交番の日制定記念日」として安心・安全の地域づくりを周知するため、パトロール活動の強化や著名人を招いたキャンペーンなどを企画している。中原警察署では同日のイベントで元宝塚の天宮菜生さん、香音有希さん、風羽玲亜さん、剣崎裕歌さん、紗羽優那さんを１日署長に任命。地元の高校生にも協力してもらおうと法政二中高に声を掛け、吹奏楽部の演奏にあわせて元宝塚メンバーが歌うコラボレーションを企画し、準備を進めている。
同校の吹奏楽部は今年度の男女共学化により半数以上が女子生徒となり、現在部員66人。今月２日と８日に開かれた元宝塚メンバーとの合同練習では、歌に合わせたテンポの調整などが行われた。当日披露する『サウンドオブミュージックメドレー』演奏を聴いた天宮さんは「十分演奏が仕上がっている。当日は一体感を持ってできれば」とコメント。風羽さんは「地元の高校生との共演が地域活性化につながると嬉しい」と話していた。指揮の太田拓海さん（高２）は「歌に合わせるのは初めての経験、頑張りたい」と意気込む。
またイベントには、今年入学した女子生徒だけで創部したチアリーディング部も出演する。当日は高校１年生の25人が参加予定。元宝塚メンバーも練習を視察し、「もっと色んな表情を出して」「失敗を怖がらず思いっきり」など、部員にアドバイスを送り激励した。部長の小島和春奈さん（高１）は「プロのアドバイスを受けられたのは貴重な経験。当日に生かしたい」と話していた。
27日、こすぎコアパークで
イベントは第１部が正午から午後１時30分、第２部が２時30分〜４時。場所はこすぎコアパーク（東急武蔵小杉駅南口広場）。雨天時はイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店１階で第２部のみ公開。元宝塚メンバーと法政二中高のステージ公演のほか、川崎フロンターレコーチによる少年少女ミニサッカー教室（午後１時30分〜２時30分頃）や、警察車両の展示等も行われる。
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