平成28年度第31回神奈川県中学校女子駅伝大会が11月5日、横浜八景島・海の公園周回コースで行われ、井田中学校駅伝部(藤田健祐顧問)が初優勝した。
昨年は同大会で2位と、惜しくも優勝を逃した同校だったが、参加58校を制し県の頂点に立った。井田中は1区で1位と4秒差の2位で襷をつなぐと、2区でトップに踊り出た。3・4・5区とトップを譲ることなく2位に59秒差をつけてゴール。2区・3区・4区では区間賞を取る見事な走りだった。トップでゴールした5区の井上明南さんは「去年は準優勝だったから今年は1位でゴールできて嬉しかった」と振り返る。
同校の駅伝部は男女含め約140人。同校の伝統で、部員は他の部活と掛け持ちで駅伝部に所属している。今大会に出場した5人は全員バスケットボール部にも所属。3区の加賀麗沙さんは「駅伝は走るのに集中できるけど、バスケは接触が多くケガのリスクも高いので気をつけている」と、1区の岸本風香さんは「バスケは腰を落として練習するけど、駅伝は腰を高くして走るので調節が難しい」と話すが、その課題を克服した今大会となった。
県優勝を受けて、同校は12月3日、4日に山梨県で行われる関東大会、同17日、18日に滋賀県で行われる全国大会の出場権を獲得。津曲三紀監督は「今大会はケガもなく、頑張ってくれた。全国の舞台でも堂々と満足できる走りを見せてほしい」と期待する。
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