「地域で考える地域包括ケアの取り組み」をテーマとしたワークショップが昨年10月から12月にかけて区内5地区(住吉・玉川・丸子・小杉・大戸)で行われた。中原区社会福祉協議会(以下社協)、中原区役所が主催。地域の実情に応じて「介護・医療・福祉」等が切れ目なく一体的に市民に提供される地域包括ケアシステムの構築に向けて、町内会活動など普段地域で活動する人を交え、各地区25人程度で意見交換が行われた。
丸子地区では「子育てサロン」をテーマに意見交換。子育てサロンには「父親にも参加してもらえ多様な意見が聞ける」等の効果が期待される一方、「知らない人にどう伝えていくか」が課題として挙げられた。
住吉地区ではテーマは決めず、ざっくばらんに意見を出し合った。「趣味や技術を持つ高齢者が大勢いるため、そういった人に活躍の場を与えたい」、「井田地域は丘陵地に家が多く、非常時の高齢者・障がい者への対応が課題」といった意見が挙がった。出された意見やアイデアは今年度中にまとめられ、社協関係者に配られる予定。
社協の青木英光会長は「多くのヒントが生まれ、顔の見える関係が広がり、大変有意義な時間だった」と話した。
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