市内の10の総合型地域スポーツクラブで形成される「同スポーツクラブネットワーク会議」はこのほど、初の広報紙「ゆいLINE」を発行した。活動の周知を通して活動を活性化していくことが目的。今後は年に4回の発行を予定している。
総合型地域スポーツクラブは文部科学省が提唱し、子どもから高齢者まで誰もが体力・健康づくりのためスポーツに触れることのできる場を提供できるようにと創設された地域密着のスポーツ団体。市内には現在10のクラブがあり、4月には11番目となる麻生区の「GET」が新たに誕生する予定。しかし、まだ同クラブが広く知られておらず、会員数の少なさや活動場所を満足に確保できないこともあり、クラブの周知が課題だった。そこで、今回の「ゆいLINE」創刊にいたった。
A4サイズの4ページからなり、市内の各クラブが主に実施しているスポーツ教室や活動場所、その地域の特徴が紹介されている。各区のスポーツセンターで手に取ることができる。「ゆい」の名称は「結」を語源とし、地域、仲間との結び
つきを意味しているという。
現在、各クラブではサッカーやダンス、バドミントン、ヨガ、卓球等様々なスポーツ教室を行っている。指導員のほとんどが学校の元職員や市スポーツ協会加盟団体の人などで、ボランティアで運営がされている。
同会議の五島三津雄会長は「場所が確保できず、民間と同じ使用料になってしまっては気軽に継続してスポーツをしていくことが難しい」と話す。今後は年に3〜4回の発行を目指し、各クラブに焦点を当て、特徴を紹介していく予定。
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