川崎市市民ミュージアムが主催するワークショップ「みんなで考えるミュージアム・図書館・文化芸術×福祉がひらくユニバーサルな未来」が3月12日、中原区役所で行われた。当日は関係者ら39人が集まり、高齢者福祉について考えた。
第1部は市内生涯学習施設からの情報提供が行われた。市民ミュージアムが昨年1月から3月にケアネット川崎サービスセンターと協力して行った「回想法体験講座」の報告では、参加者が回想法について学んだ。回想法とは写真、映像、生活に関わる道具などを使って過去を思い出すことで脳を刺激し、認知機能の改善につなげる方法。市民ミュージアムに所蔵されている過去の写真や資料を見ることで「気持ちが晴れた」などという声が上がったという。一方で、ミュージアムのアクセスの悪さや誰もが親しみのある資料を用意する必要がある等の課題が挙がった。
第2部ではそれを踏まえて自由に意見を出し合うワークショップを行った。
参加者は「普段なかなか接点のない他の職種の人達と交流できて良かった」と話していた。
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