中原区ではこれまで、急速な都市化が進む武蔵小杉駅周辺地域のコミュニティ形成を目指す取組を法政大学の教授らと連携して進めてきた。今後、さらに持続可能な都市づくりや域学連携を発展させていくため、法政大学と川崎市との間で交流・連携に関する協定をこのほど締結した。
中原区は2013年に「武蔵小杉駅周辺地域連携推進会議」を立ち上げ、法政大学人間環境学部の小島聡教授=人物風土記で紹介=らとともに、地域における将来の課題を踏まえながら地域発意のイベント等を実現してきた。
今回の協定では学生の考えを中原区の事業や地域の取組に反映させていくことを狙い、法政大学の現地実習プログラム「キャリアチャレンジ」を実施。まず、区役所へのインターンシップという形で、学生の就業体験を通じてキャリア形成しながら、学生参加のまちづくりを推進していく。
14日、締結式に参加した小島教授は区内に法政第二中・高があることに触れ、「学校法人として関わりの深い地域。まずは大学生が入り込み、情報共有をしながら取組を広げていければ」と話した。鈴木賢二区長は「中原区では今までにない取組。非常に期待している」と話していた。
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