多摩川の桜並木の植樹、維持管理に努めてきた市民団体・多摩川さくらの会が主催する多摩川等々力土手桜まつりが4月1日に行われた=写真。
今回のイベントを最後に解散が決まっている同会。当日は雨天の中、関係者ら約30人が集まり、会の歴史を振り返るとともに、参加者で『桜の多摩川』を歌った。同会では「会は終了するが、多摩川に桜を増やすという思いは引き継がれる。17年間ありがとうございました」と話した。
同会は2000年に多摩川の等々力土手に12種類・45本の桜を植樹。その後、さらに20本が追加され、上流から河津桜、淡墨桜、荘川桜、八重紅枝垂、大島桜、神代曙、仙台屋、八重紅大島、関山、ウコン、福禄寿、紅華、ソメイヨシノと並んでいる。2月から4月にかけては、順次花が咲いていき、今では花見スポットとなっている。
なお、今後の維持管理は、同会から派生した「多摩川とどろき土手のさくらを愛する会」が引き継いでいくという。
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