神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2017年9月15日 エリアトップへ

市内で開催、世界最高峰のブレイクダンス・バトル『Red Bull BC One』の日本代表に決定した STEEZ(スティーズ)さん(本名 津雲 勇太) 高津区在住 30歳

公開:2017年9月15日

  • X
  • LINE
  • hatena

人と人をつなぐ感覚に夢中

 ○…先月6日に川崎ルフロン(川崎区)で開かれた世界最高峰ブレイクダンス・バトル『Red Bull BC One』の日本代表決定戦で初優勝。11月にオランダ アムステルダムで開催される世界大会出場をかけ、その数日前に同地で行われる世界最終予選に出場する。「観ている人の記憶に残るようなカッコいいパフォーマンスをしようと意識していたが、地元開催で仲間や指導している生徒、親も応援に来ていたので、気持ちが入った。それが勝因かな」と笑顔。

 〇…テレビで芸人の岡村隆史が踊っている姿やストリートダンスと友情を描いた映画『ユー・ガット・サーブド』を観てダンスに興味を持ち、大学生でB-BOY(ブレイクダンサーの呼称)の聖地「溝ノ口駅」にデビュー。ダンスをやっていた姉の紹介で、世界大会優勝経験もある石川勝之さんと出会い、指導を受けた。当初は本気ではなかったそうだが、練習や大会での様々な環境下の人との出会いから刺激を受け、徐々にのめり込んでいった。「ダンスのおかげで世界に友達ができた。英語も話せるようになった。人と人がつながる感覚。それが一番の魅力」と精悍な表情で語る。

 〇…高津区で生まれ育ち現在も暮らす。川崎北高校時代はサッカーに青春を注いだ。子どもの頃から好奇心旺盛で活発だった。現在は練習、大会出場以外に普段は石川さんがオーナーを務める事務所でアパレルブランドマネージャーを務めているほか、同じくスタジオで後進の指導も行うなど多忙な日々を送る。

 〇…世界最終予選には各国の優勝者30人ほどが出場し、1人だけが世界大会に進める。「ハイレベルは自覚している。とにかく自分にしかできないことを出していきたい」と意気込む。「川崎市から世界へという道筋ができた。自分自身の精進を続け、地元から世界に羽ばたく次世代の人材も育てていきたい」。その目は世界と未来を見つめる。

中原区版の人物風土記最新6

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

高津区在勤 32歳

3月29日

小林 規一郎さん

「100Kmウォーク」のイベントを企画した、ブレーメン通り商店街青年部長

小林 規一郎さん

木月在住 48歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区在住 20歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市在住 59歳

3月1日

福田 知也さん

デビュー21年目にして川崎競輪「桜花賞・海老澤清杯」の決勝に出場した

福田 知也さん

川崎区在住 41歳

2月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook