神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2017年9月29日 エリアトップへ

川崎市長選 現新3人の争いか 10月22日 投開票へ

政治

公開:2017年9月29日

  • X
  • LINE
  • hatena

※26日起稿

 任期満了に伴う川崎市長選挙が10月8日に告示、同22日に投開票される。現時点では現職1期の福田(ふくだ)紀彦(のりひこ)氏(45)、川崎市議の吉沢(よしざわ)章子(あきこ)氏(53)、市民団体役員で共産党推薦の市古(いちこ)博一(ひろかず)氏(69)の無所属3人が立候補への準備を進めている。

 福田氏は3月に会見で出馬を表明。市長選に向け、吉沢氏は9月20日、市古氏は21日にそれぞれ市内で会見を開き、出馬を表明した。

 再選を目指す福田氏=宮前区在住=は中学校給食導入や子育て支援に取り組んできた。26日の会見では待機児童対策や入院医療費の所得制限の廃止等の子育て支援策の充実、独自の文化・スポーツ振興策を発表。「緑化や多摩川、公園の価値向上に力を入れる」と語った。同氏は県議を経て09年の市長選に初挑戦したが落選。前回は政党推薦を受けずに出馬し、自民、民主(当時)、公明の3党推薦の候補者と共産党推薦の候補者を破り初当選した。

 市議4期目で一級建築士の資格を持つ吉沢氏=多摩区在住=は2003年、川崎市自民党初の女性市議として初当選。今年度は市議団の団長を務めていたが、党籍を残して今月20日に離団した。吉沢氏は「借金を抱える市の財政を健全化し、災害死ゼロを目指したまちづくりに注力する」と意気込む。会見では阿部孝夫前市長の支援者が設立した「川崎市民ファーストの会」が吉沢氏の支援を表明。都民ファーストの会との連携を模索中という。

 労働組合や医療関連団体で組織する「川崎民主市政をつくる会」代表委員の市古氏=中原区在住=は、市内で中学校の国語教員、小学校教員として41年勤務。市教職員連絡会や教育団体の役員として、少人数学級の実現、正規の教職員の増員などを訴えてきた。発足に携わった「平和・民主・革新の日本をめざす中原の会」(中原革新懇)では事務局長を務める。「教員としての経験を通じて、日本の現実を変えることが大切だと感じている」と語る。

 前回市長選の投票率は全市で32・82%。今回は市長選に加え、解散に伴う衆議院議員総選挙、川崎区選挙区の市議補欠選挙が同日に投開票される見通しだ。

中原区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

市おくやみガイドブック

使いやすく大幅増補

手続きの煩雑さ解消に

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CF初挑戦、支援呼び掛け

4月15日

救急隊、日中に増設

中原消防署

救急隊、日中に増設

到着時間の短縮めざす

4月12日

5年ぶり重要郷土資料に

江戸時代後期「富士信仰」

5年ぶり重要郷土資料に

市ノ坪の民家で所蔵

4月12日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook