市政報告N0.33 流用は、しっかり説明を! 川崎市議会議員 松井たかし
平成29年第3回川崎市議会定例会が9月1日(金)〜10月6日(金)まで開催されました。本定例会では、平成28年度の決算審査が行われました(決算概要は表を参照願います)。
川崎市議会では、議会選出の監査委員2名を除く市議会議員全員を委員とする決算審査特別委員会を設置し、そのもとに常任委員会毎の分科会を設置して、それぞれが所管する部局の決算審査を行います。今年度私は、総務委員会に所属していますので、総務分科会の中で、【1】地域情報化整備事業費(総務企画局)、【2】かわさき新産業創造センター費(経済労働局)、【3】予算の流用(財政局)、【4】選挙人名簿システム経費(選挙管理委員会事務局)について質問しました。
「説明することが重要」
特に、財政局に質問した予算の流用については、昨年の第3回定例会の決算審査特別委員会において、不適切な予算の流用を指摘し、改善を求めたことから、平成28年度の流用実態やその後の対応について質問しました。財政局からは、「流用に関する規定や手続き等について、改めて庁内に周知したうえで、これまで以上に内容を精査し、厳格に対応した。また、今後も流用を最小限にするよう努めていく」との答弁がありました。
流用は、「川崎市予算及び決算規則」の中で認められていることから、流用することを絶対だめであるとは言いませんが、予算執行を明確にするためにも、流用する場合には、市民の皆さんや議会に対し、しっかり説明することが重要であると考えます。さらに、これから編成される平成30年度予算、またそれ以降においても、各事業の執行状況等を精査し、適切な予算処置や事業執行により、極力流用が行われなくてすむように要望しました。
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4月19日
4月12日