正義の「顔」ずらり 中村正義の美術展
「中村正義・顔の世界展」が、中村正義の美術館で5月29日(日)まで開催されている。中村正義は日本画を基礎とする独自の画法を確立した画家。10代の半ばから顔を題材にした絵を描きはじめ、生涯にわたって多くの作品を残した。これまでの作品数は数百点にも及ぶ。
今回の展示では、選りすぐりの数十点を展示している。
中村正義の描く顔は、すべてが自画像とされ、バラエティに富んだ画材や色、タッチで独特の世界を創り出している。初期のものは写実的なものが多いが、晩年に向けてその作風はより抽象的、個性的に変化していく。
同美術館は、正義が37歳の頃から晩年まで、実際に過ごした住居をそのまま美術館にしている。
開館は金曜・土曜・日曜と祝日のみ。開館時間は午前11時から午後5時まで。
入館料は、一般500円、高・大学生400円、小・中学生200円、65歳以上300円。
同美術館へは、新百合ヶ丘駅からバス。よみうりランド行きで「細山」下車、徒歩5分。
■中村正義の美術館
細山7-2-8
【電話】044(953)4936
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