フェスタサマーミューザKAWASAKI2011 今年は昭和音大を会場に区内でも8公演
川崎市が世界に誇るコンサートホール『ミューザ川崎シンフォニーホール』(川崎市幸区大宮町1310)が毎年夏に開催している音楽の祭典「フェスタ サマー ミューザ KAWASAKI」。同ホールが東日本大震災で被害を受けたことから、今年は川崎市内5つのホールで開催する運びとなった。
「このような時にこそ音楽の力を信じ、音楽のまち・かわさきの夏を盛り上げていきたい」と首都圏で活躍する9つのオーケストラが川崎市に集結。7月27日(水)から8月14日(日)までの期間中、14公演を行う。
川崎市北部の音楽芸術を盛り上げるべく、様々な活動を行ってきた麻生区内で会場に選ばれたのは昭和音楽大学にある本格的な総合劇場「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」。サマーミューザのオープニングを飾る東京交響楽団の公演などが行われることが決まった。クラシック愛好家なら、これだけの公演を区内で観られるということがどんなに貴重なことかお分かりいただけるだろう。
チケットはすでに販売が始まっている。ミューザ川崎シンフォニーホール【電話】044(520)0200やミューザ川崎イープラスhttp://eplus.jp/summer_muza/で取り扱うほか、麻生区内の公演ならば、川崎市アートセンターや新百合21ホールでも窓口販売を行っている。
昭和音楽大学「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」で行われる公演は以下の通り。
7月27日(水)14時開演『東京交響楽団オープニングコンサート』指揮/ユベール・スダーン▽内容=語り・檀ふみ/ソプラノ・新垣有希子▽曲目=ベートーヴェン「交響曲第1番」劇音楽「エグモント」▽料金=一般2500円・学生1000円(全席自由)
7月27日(水)19時半開演『東京都交響楽団』指揮/小泉和裕 ヴァイオリン/渡辺玲子▽曲目=シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」ベートーヴェン交響曲第5番「運命」▽料金=一般2500円・学生1000円(全席自由)
7月30日(土)15時開演『東京フィルハーモニー交響楽団』指揮&ピアノ/ダン・エッティンガー▽曲目=ベートーヴェン劇音楽「エグモント」序曲など▽料金=一般2500円・学生1000円(全席自由)
7月31日(日)15時開演『新日本フィルハーモニー交響楽団』指揮/クリスティアン・アルミンク他▽曲目=ウォルトン「ヒンデミットの主題による変奏曲」など▽料金=一般2500円・学生1000円(全席自由)
8月6日(土)18時開演『篠崎史紀とN響メンバーによる室内合奏団』▽曲目=モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」など▽料金=一般2500円・学生1000円(全席自由)
8月7日(日)14時開演『東京交響楽団ファミリーコンサート』指揮/飯森範親他▽曲目=V.ヤング 映画80日間世界一周より「アラウンド・ザ・ワールド」など▽料金=大人2000円・こども(4才〜中学3年生)1000円(全席自由)
8月8日(月)19時開演『神奈川フィルハーモニー管弦楽団』指揮/金聖響▽曲目=マーラー「交響曲第9番」▽料金=一般2500円・学生1000円(全席自由)
8月11日(木)19時開演『昭和音楽大学』指揮/福本信太郎▽曲目=スパーク「陽はまた昇る」など▽料金=1000円(全席自由)
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