柿生アルナ園で納涼大会
夏の恒例行事である「納涼大会」が先月30日、特別養護老人ホーム柿生アルナ園で行われた。会場には櫓(やぐら)が組まれ、親子連れなど多くの参加者が夏の夜を楽しんだ。
納涼大会は今年で25回目。もともと柿生アルナ園が主催していたが、04年から柿生駅前町内会との共催になった。協賛は柿生中央商店会。
広場で「かきお音頭」「禅寺丸音頭」などの盆踊りの曲が流れ、櫓(やぐら)の上で太鼓の音が響くと、会場は夏祭りの賑やかな雰囲気につつまれた。施設の利用者も盆踊りに参加した。祭りのはんてんをまとった参加者らは手拍子を叩きながら踊りに参加し、祭りを楽しんだ。
「白山神社はやし保存会」によるお囃子も披露された。獅子舞やひょっとこ、おかめの華麗な舞を見ようと多くの観客が詰めかけた。ソーラン鳴子踊りの「輝楽(きら)」も力強い踊りを披露し、会場を盛り上げた。
昨年末柿生アルナ園に入園したという飯田きみ(99)さんは「若い頃に盆踊りを良く踊っていた。昔が懐かしくなった」と話した。
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