"カット初体験"に悪戦苦闘 白鳥中生徒が理容室で職業体験
白鳥中学校の生徒3人が先月30日、区内の理容室「コールマン柿生店」で職業体験を行った。
職業体験は総合的な学習の一環。同校の2年生218人が飲食店や幼稚園、図書館、警察署などを訪れ、社会の第一線で活躍するプロから、仕事の厳しさややりがいについて学んだ。
理容師の仕事に興味があったという生徒らは、初めての職業体験に緊張した面持ちだったが、スタッフから優しく声をかけられると緊張がほぐれた様子で笑顔をみせた。
中でも一番真剣に取り組んだのはカットの練習。髪の毛の切り方を教わると、生徒たちは見よう見まねでマネキンの毛髪を切っていった。
カットに挑戦した伊藤淳一さんが「普段は簡単そうに切っているけどやってみるとすごく難しい。カットが面白くて、将来の仕事として興味が出てきた」と話すと、オーナーの野田陽子さんは「体験と言えども本当の仕事を学んで欲しくてはさみを持たせた。生徒らの一生懸命さに元気をもらった」と話した。
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